明るくボケを使ったゆるふわ写真は、子供のかわいらしい雰囲気や魅力を最大限に引き出してくれます。
そのような写真を撮るために
- センサーサイズの大きいカメラを買った
- F値の小さいレンズ単焦点レンズを買った
- でも思い通りの写真にならない…
という方は、カメラの設定が原因かもしれません。
ゆるふわ写真を撮影するためには、明るく撮影するための設定が必須です。
この記事では、ゆるふわ写真を撮るための具体的な設定方法を紹介します。
ずっとオート機能で撮っていた!
明るく撮影する設定方法を知りたい!
という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供写真をゆるふわに撮影する方法
ゆるふわ写真に重要な要素は「ボケ」と「明るさ」です。
ボケと明るさをコントロールするための設定を行う方法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、絞り優先モードを使用する方法。
2つ目は、マニュアルモードを使用する方法です。
それぞれのやり方を、下記で詳しく解説しますね。
絞り優先モードを使用する
一番簡単な方法は、絞り優先モードを使用する方法です。
メーカーによって表記は異なりますが、「Av」や「A」というのがそれに当たります。
絞り優先モードではF値を設定すると、その他の設定はカメラが自動でおこなってくれるため、初心者の方でも簡単に使用できます。
ゆるふわ写真の具体的な設定方法は以下の通り。
- F値:最小値(解放)
- 露出補正:+0.3~+2.0程度
このように設定するだけで、背景がボケて明るいふわっとした雰囲気の写真になります。
露出補正とは写真の明るさを設定する機能です。
ただしこの方法だと、シャッタースピードは設定できないため、撮影環境によってはシャッタースピードが遅くなり、手ぶれが発生する可能性も出てきてしまいます。
具体的には「1/焦点距離」よりも遅くなると手ぶれが発生しやすくなりますので、そのようなときは次の方法を試してみてください。
マニュアルモードを使用する
先ほどはF値と露出のみを設定しましたが、マニュアルモードでは
- F値
- 露出
- シャッタースピード
- ISO感度
を自由に設定できます。
マニュアルモードと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、ここでは初心者の方におすすめの設定を紹介しますね。
- F値:最小値(解放)
- 露出:+0.3~+2.0程度
- シャッタースピード:1/60以上
- ISO感度:Auto
ISO感度をAutoにすることで、カメラが設定に合ったISO感度を自動的に設定してくれます。
ただしISO感度は高くなればなるほど、写真にノイズがのってしまうため、ノイズが気になる場合は露出を少し下げるかシャッタースピードを落として調整してみてください。
まとめ
初心者でも簡単に子供のゆるふわ写真を撮影する方法を紹介しました。
ですが今回ご紹介したのはあくまでも一例で、写真に正解はありません。
何度もシャッターを切り、自分好みの設定を見つけてみてくださいね。
以上、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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